NEWS

好採算受注増で経常益は25・6%増の23億4千万円 ヤマウ


週刊経済2022年5月24日発行

売上高は新会計基準適用影響し減収

コンクリート製品製造、販売のヤマウグループの持ち株会社ヤマウホールディングス㈱(福岡市早良区東入部5丁目、有田徹也社長)の22年3月期連結決算は、売上高が195億300万円(前期は267億1100万円)、経常利益が前期比25・6%増23億4千万円だった。
持株会社体制移行初年度の前期から、収益認識に関する会計基準を適用し大幅減収となったため、前期との比較はなし。利益面では地質調査・コンサルタント業務、および土木工事事業で好採算の受注が獲得できたことや、グループ全体で取り組んでいるコスト削減や生産性向上、さらに工事進行基準の計上方法を見直したこともあり、営業利益は18・9%増の22億2800万円、純利益は同22・8%増の15億2600万円とすべてで増益となった。
今期は売上高が前期並みの195億1千万円、経常利益が18億4千万円(21・4%減)を見込んでいる。