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IT需要拡大で売上高は439億5600万円 アプライド3月期


週刊経済2022年5月24日発行

化粧品・雑貨事業も好調

パソコン量販店のアプライド㈱(福岡市博多区東比恵3丁目、岡義治社長)の22年3月期連結決算は売上高が439億5600万円(前年同期396億7千万円)、経常利益は237億6千万円(同239億7千万円)だった。
同連結会計年度の期首から「収益認識に関する会計基準」などを適用しているため、増減額と前年同期比の記載なし。
コロナ禍での不透明な経済状況の中で安全性と効率性を重視した多様なデジタル化が求められるようになり、法人・個人市場においてIT投資が一定の水準で推移。同社ではコンピューター事業において、生産工場を増床し生産能力向上を進めながらハードウエアとソリューション、保守を含むIT導入トータルサポートを推進した。当期純利益は14億8500万円(同15億4千万円)だった。
セグメント別には、パソコン・ゲーム事業が268億4100万円(同260億4800万円)、化粧品・雑貨事業はプライベートブランド商品の開発販売や卸売販売が堅調に伸長したことから168億1400万円(同133億2800万円)だった。出版・広告事業は3億5400万円(同9億3200万円)。
今期は、大学、官公庁向けの販売を主体とするSI営業、BtoB販売を中心とした特機営業ともに人員体制を拡大して提案を強化し、連結売上高350億円、経常利益24億円、純利益15億4千万円を見込んでいる。