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中央区今川2丁目の境内に保育園 鳥飼八幡宮


週刊経済2022年5月17日発行

名称はえにし保育園

宗教法人鳥飼八幡宮(福岡市中央区今川2丁目、山内圭司代表)は4月1日、境内に保育園を開園した。2園目。
同区の待機児童問題を解決することで、親が働きやすい環境を作る。名称は「えにし保育園」。敷地面積は1289㎡。建物は木造2階建て。延べ床面積は約240㎡で、人の家に遊びに行く感覚を出すため、住宅のような造りを取り入れ、境内に溶け込むようにした。
1階は保育室2室、職員室、病後児室、厨房などで、2階は保育室4室で構成する。園内のフローリングは完全に木材を取り入れ、壁は調質機能効果の高いものを採用した。0~1歳児の保育に対応し、定員は約30人となっている。スタッフは10人で、園長は山内宮司が就いた。
山内宮司は「お神様がいらっしゃる同八幡宮で幼い時から自然に触れ合うことで、日本人としての意識が高まるような教育を進めていきたい」と話している。