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犬用のレトルト手作り食を販売開始 マハロ・ワークスの徳永社長など


週刊経済2022年5月3日・10日発行合併号

クラウドファンディングも実施

動物病院やフード事業などの㈱マハロ・ワークス(福岡市中央区平尾2丁目)の徳永秀社長と犬の手作り食事業を手掛ける「わんぷく 犬のごはん屋さん」(東京都)の鈴木華奈代表は5月16日、共同で犬用レトルトフードを発売する。
鈴木代表の犬用手作り食のノウハウと、獣医師でもある徳永社長の専門的な視点などを生かして犬用のレトルト手作り食ブランド「WANPUKU(ワンプク)」を立ち上げた。クラウドファンディングサイト「マクアケ」で発売し、調達した資金は商品開発費に充てる。
第一弾は、鮭のチーズリゾット、豚肉のビビンバ、鶏肉の親子丼の3種類で、2年間の常温保存が可能。人間レベルの基準で厳選した農家から食材を仕入れ、保存料や着色料を使わずに製造しているほか、消化をしやすいサイズに食材をカットしている。また、サプリメントを添付するなど栄養バランスを工夫しているという。商品開発をメインで手掛けた鈴木代表は「手作りごはんに挑戦したい方、ドライフードを食べてくれずに悩んでいる方など、多くの愛犬家の方に試していただきたい」と話している。
徳永秀社長は東京都出身、1982年9月8日生まれの39歳。北里大学獣医学部卒。鈴木華奈代表は千葉県出身、1994年3月31日生まれの28歳。麻布大学獣医学部動物応用科学科卒。