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福岡発着路線の予約状況は前年比の約1・5倍に 全日空福岡支店調べ


週刊経済2022年5月3日・10日発行合併号

GW期間中の予約状況

全日空福岡支店(伊藤勝弘支店長)が4月22日に発表したゴールデンウイーク期間中(4月29日~5月5日)の福岡発着路線の予約状況は、11万5359席で前年同期比約1・5倍まで回復したものの、19年同期比に比べると約7割の水準まで回復していないことが分かった。
大都市圏にまん延防止等重点措置が昨年に比べ、福岡―新潟線を除くすべての路線で昨年実績を上回り、提供座席数が最も多い福岡―東京線は前年同期比約1・6倍の6万6158席、福岡―沖縄線は同約1・6倍の2万9700席、福岡―名古屋線は同3・5倍の9655席だった。一方、コロナ前の2019年の同じ時期に比べると、東京線は67・9%、沖縄線は56・6%、名古屋線は58・4%の水準まで回復しておらず、新型コロナウイルス感染症の影響が依然として続いていることも浮き彫りとなった。ピークは福岡発着便が4月29日、到着便は5月5日。