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渡辺通2丁目に鮮魚とイタリアン提供する飲食店 長崎の九州冷機空調


週刊経済2022年4月19日発行

店名は「よし家(や)」

業務用冷蔵機器の修理・販売、厨房機器販売などの九州冷機空調㈱(長崎市樺島町、濱口嘉樹社長)は4月6日、福岡市中央区渡辺通2丁目に初の飲食店をオープンした。
五島列島の鮮魚やイタリアンを提供する店で、名称は「よし家(や)」。濱口社長と、鮮魚卸しを手掛けるたかはし屋(長崎県西彼杵郡長与町)の髙橋可哉統括責任者が意気投合し、福岡での店舗出店を計画。九州冷機空調の飲食事業部を新規で立ち上げた。店では、たかはし屋が厳選した上五島のブリを中心とした鮮魚を丼ぶりや刺身、炙り、漬けなどさまざまな調理方法で提供。また、イタリア料理で長年の経験がある田川健一氏がシェフを務めることで、五島うどんを使ったカルボナーラなど特徴あるイタリアンも提供する。場所は、電気ビル本館南西側の「フェリス薬院」2階。店舗面積は約65㎡で、席数は約30席。価格帯はランチが850~1400円、夜が4~5千円を想定している。営業時間はランチが午前11時~午後2時半、夜が午後5時~11時半。同社は「五島の鮮魚を多くの人に食べてほしい。特に、天然よりもおいしいと称される養殖ブリがおすすめ」と話している。
同社は21年6月設立。業務用冷蔵機器の修理・販売、厨房機器販売、家庭用・業務用エアコン販売・取付工事、厨房機器メンテナンスなどを手掛ける。