NEWS

「売買仲介」「管理」部門の採用開始 駅前不動産ホールディングス


週刊経済2022年4月19日発行

グループ全体の基盤強化図る

不動産業の㈱駅前不動産ホールディングス(久留米市東櫛原町、嶋田聖社長)は今年度から「売買仲介」、「管理」部門の新卒採用を開始する。
これまで、「賃貸仲介」部門で新卒を採用してきたが、今年度の採用活動から賃貸仲介以外の「売買仲介」、「不動産管理部門」でも採用活動を進めていく。賃貸仲介以外に、売買仲介、管理、リフォーム、建築、資産運用、保険事業などグループ全体で不動産に関する事業を展開しており、今回新たに売買仲介、管理部門で新卒を採用することで、不動産の知識を幅広く身に付けながらキャリアアップできる環境を整えていく。また同社は2019年から、東証一部上場の㈱リログループ(東京都)の100%子会社・㈱リロパートナーズと株式譲渡契約を結び、リログループの一員となっている。
同社では「さまざまな部門で新卒採用を強化することは、長期的に見ると駅前不動産グループ全体の発展につながる。今後、リログループというバックボーンを生かし、グループ全体の基盤強化を図っていきたい」と話している。
中核の㈱駅前不動産は1995年3月創業。資本金1千万円。従業員数は337人(グループ合計)。21年度のグループ合計売上高は約100億円。現在、福岡・佐賀を中心に賃貸仲介店を39店舗展開している。