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草を掻きとる牽引式落葉レーキを発売 オーレック


週刊経済2022年3月22日発行

農研機構などと共同開発

乗用草刈機、自走式草刈機メーカーの㈱オーレック(八女郡広川町、今村健二社長)は3月1日、落葉を収集する牽引式の新製品を発売した。
農研機構(茨城県つくば市、久間和生理事長)と地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所(黒石市)と共同開発したもの。製品名は「牽引式スイーパー/落葉収集レーキ」で、牽引式スイーパーは同社の乗用草刈機の全機種に取り付けができ、牽引しながら効率よく落葉の集草ができる。さらに集草バケットの前方に設置した業界初という落葉収集レーキで積雪地方特有の地面に張り付いた落葉を容易に掻きとり作業効率は手作業の30倍。作業者1人で落葉除去率も樹園地全体で5~8割と高い除去率で、水を含んで重くなった落葉も想定し約10㎏まで持ち上げることができるという。牽引式スイーパーは長さ1710(㎜)、幅1080、高さ810で価格は25万3千円。落葉収集レーキが長さ500、幅950、高さ530で価格4万8400円。同社では「落葉による病害対策になる。世の中に役立つ製品の開発に力を入れる」としている。