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売上高20・4%増の112億8889万円で増収増益 コーセーアールイー


週刊経済2022年3月22日発行

投資用マンション販売好調

マンション開発業の㈱コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2022年1月期連結決算は、売上高が前年同期比20・4%増の112億8889万円、経常利益が51・3%増の12億7077万円と、2年連続の増収増益だった。当期純利益は51・5%増の8億8千万円。
資産運用型マンション販売事業で、同市東区千早4丁目で開発した物件1棟252戸を一括売却するなど中古物件含む477戸(前期比209戸増)を引き渡したことが、収入、利益の増加につながった。
事業別では、ファミリーマンション販売事業の売上高が前年同期比39・6%減の25億865万円、セグメント損失が3242万円(前期は2億3477万円の黒字)だった。資産運用型マンション販売事業では、売上高が85%増の80億864万円、セグメント利益が2・1倍の13億572万円。不動産賃貸管理業は、売上高が3・5%増の4億3294万円、セグメント利益が12・7%減の1億2976万円。ビルメンテナンス事業の売上高は、16・3%増の2億5713万円、セグメント利益が21・8%増の2610万円。不動産売買の仲介、および販売代理に携わったそのほかの事業は、売上高が68%減の8152万円、セグメント利益が23・4%減の5889万円だった。
今期は売上高が9・6%減の102億円、経常利益が11%増の14億1千万円の減収増益を予想している。