県保証協会との提携商品を取り扱い開始　筑邦銀行

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週刊経済2022年3月15日発行

ＤＸ支援サービスの機能生かす

㈱筑邦銀行（久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取）は３月１日、福岡県信用保証協会と提携し、ＤＸ支援サービスを活用した商品の取り扱いを開始した。
フィンテックベンチャーの ＯＬＴＡ㈱（東京都、澤岻優紀社長）が提供するクラウド入出金管理サービス「INVOY」に備わった機能を活用し、同サービスを利用する顧客の資金繰りをサポートする。対象となるのは、同一事業の業歴が３年以上で、２期以上の決算（確定申告）を終了している、同行との正常な融資取引が６カ月以上ある、クラウド入出金管理サービス「INVOY」の有料プランを導入している、福岡県信用保証協会の保証を受けられる、の４点を満たした事業者。融資額は１００万円以上、２千万円以内。融資期間は２年間となる。同行では「お客様の事業を多方面からサポートしたい当行と ＯＬＴＡ、同保証協会の三者の想いがマッチしたことで実現した。デジタル化に寄与するクラウドサービスと連携した保証協会提携商品としては国内初の商品」と話している。