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プロダクトマネジメント室新設など組織改正 ピエトロ


週刊経済2022年3月15日発行

サポート本部やサポートセンターを設置

東証1部上場で食品製造・販売やレストラン事業を展開する㈱ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)は3月1日、プロダクトマネジメント室を新設するなど組織を改正した。
同社では創業40周年の2020年から「顧客の声により傾聴し、それを経営に生かすファンベース経営」に注力しているが、今回の組織改正ではマーケティング強化のためのプロダクトマネジメント室新設のほか、顧客満足度向上と業務スピード加速のためにサポート本部やサポートセンターを設置。昨年11月に「開発企画室」を改称した「シードデザインラボ」とともに、今後一層の成長促進や顧客満足度の向上を図り、2022年度からの企業活動をさらにスケールアップする。
プロダクトマネジメント室は主力商品のドレッシングやパスタソース群のマーケティング戦略を、全社的に俯瞰して、見直しやリニューアルなどを計画・実行し商品価値を高めていく部署。ファンベースに基づき、レストランや通販のデータなども活用してマーケティング戦略を立案・実行し、主力商品の売り上げ増と継続的な成長を目指す。サポート本部は従来の本社機能である人事・総務部、秘書室、業務改革推進室を統合。また、食品事業本部、レストラン事業本部、製造本部などの各事業の後方支援を担ってきた部署の呼称を「サポートセンター」に統一し、より現場に権限を委譲し、さらなる顧客満足度の向上、業務スピードの加速、働きやすさ向上を図る。シードデザインラボでは社内横断型の部署として、中長期の展望のもと新規事業や新商品開発の種となるマーケティング・企画提案・実行までを行っている。