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「地球の健康・みんなの健康」を体現
(写真)健康経営の一環として本社内に設置しているジム。
軽い運動から本格的なトレーニングまで対応できる
(右上)「健康経営優良法人2024(ブライト500)」の認定証
2050年のカーボンニュートラルに向け、地中熱のリーディングカンパニーとして普及に取り組む㈱バイオテックス。事業の推進とともに健康経営にも注力し、「地球の健康・みんなの健康」を体現することで、持続可能な社会づくりと健康でいつまでも働ける職場づくりの両立を目指していく。
地中熱利用の普及促進に貢献
持続可能な脱炭素社会に必要なグリーン化技術である地中熱の利用。CO2削減効果が大きい魅力的技術であるが、地中熱交換器の埋設のための掘削費用が高く、初期費用の回収に時間がかかるという課題がある。そこで㈱バイオテックスでは、本社を置く佐賀平野が軟弱地盤であることを踏まえ、秋田大学との共同研究でこの地盤に最適な掘削・埋設方法の開発に成功。従来工法と比べ2分の1から3分の1のコストで地中熱交換器の埋設を可能にし、省エネで地球に優しい「地中熱利用空調システム」の低コスト化を実現している。
2023年12月には、同社が事務局の「(一社)有明未利用熱利用促進研究会」が、NPO法人地中熱利用促進協会と「第4回全国地中熱フォーラム~地中熱先進地域を目指して~」を共催。原田烈社長が有明未利用熱利用促進研究会の理事として「佐賀県での地中熱の農業利用の事例」を発表し、大きな関心を集めた。
また、同日にグリーン化につながる技術や取組事例等について学び、GX(グリーントランスフォーメーション)の加速とともに、県内発のグリーン化技術の取引拡大を経済成長につなげるための「さが産業グリーン化技術展」も佐賀県が開催。同社は佐賀県のGXモデル企業創出事業に選定されており、2050年のカーボンニュートラルに向けて着実に歩みを進めている。
(写真)佐賀県「GXモデル企業創出事業」報告会 |
2年連続「健康優良法人2024(ブライト500)」に認定
地中熱普及と共に重きを置くのが健康経営で、社員一人ひとりのワークライフバランスを実現しながら、誰もが働きやすい職場づくりに取り組む。2020年には軽い運動から本格的トレーニングまで対応できるフィットネスジム兼ゴルフ練習場を社内に開設。原田社長の「社員の健康のために、いつでも運動ができる環境を提供したい」という思いが形となっている。運動に加えて全社員が健康診断とは別に、がんのリスク早期発見ができるといわれるN-NOSE検査を受けており、一定レベルの反応が出た場合は会社負担でPET-CT検査を受診し、がんのリスク早期発見や予防にも力を注ぐ。
また、休憩時間や終業後には、ジムに社員が集うことでコミュニケーションも活性化しており、健康経営が人の輪をつなぐ役割も果たしている。この多様な取り組みが評価され、2024年3月には「健康経営優良法人2024」の認定を受け、さらに上位500社の「ブライト500」に2年連続で輝いた。佐賀県内からの中小規模法人部門では2社のみの選出であり、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人として、「地球の健康・みんなの健康」を体現していく。
(写真)2020年に拡張移転した本社前で記念撮影 |
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募集職種/研究開発、現場管理・現場技術者
応募資格/高卒以上
年間休日/105日
問合せ先/TEL.0952-37-7815
担当/総務・経理 次長 新田聡子
(ふくおか経済EX2024年)