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オゾン殺菌装置など感染症対策設備を増強 福岡コンベンションセンター


週刊経済2022年2月1日発行

7月末までの導入完了目指す

福岡国際会議場、マリンメッセ福岡A館・B館、福岡国際センターを運営する一般財団法人福岡コンベンションセンター(福岡市博多区石城町、小野田勝則理事長)は、運営4施設で新型コロナウイルス感染症対策の設備を増強している。
設備の抗菌、抗ウイルス化を進めるなど利便性向上を図り、コロナ禍に対応した会議、催事利用を促進するもの。これまで福岡国際会議場に来場者の体温を測るサーマルカメラや、エスカレーター手すりへの紫外線除菌器を設置。1月末までに同会議場と福岡国際センターで、机、椅子などを置く備品倉庫にオゾン殺菌装置を導入したほか、共用エリアやメインホール、アリーナ固定席に抗ウイルスコーティングを施した。また、マリンメッセ福岡A館、B館では3月末までにアリーナ固定席や共用エリアへの抗ウイルスコーティング、7月末までにオゾン殺菌装置を導入する計画。同財団では「利用者が従来負担していた消毒費を軽減するなど、これまで以上に使いやすい施設を目指したい」と話している。