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香港のカキ小屋で「糸島産」PR 糸島市


週刊経済2022年1月25日発行

「ガンガン焼」で糸島産牡蠣提供

糸島市(月形祐二市長)は1月13日から30日まで、香港の繁華街・銅鑼湾(コーズウェーベイ)の日本料理店「KAGURA牡蠣小屋」で、同市産のカキをはじめとする糸島産食材のPRイベントを開催している。
同市にとって初の香港でのプロモーション事業で、糸島産品の販路拡大と糸島観光のPRが狙い。「KAGURA牡蠣小屋」は現地で人気のカキ⼩屋スタイル飲⾷店で、糸島の牡蠣小屋ならではの「ガンガン焼」で糸島産牡蠣を提供するのをはじめ、牡蠣を使ったパスタや鍋などのアラカルト料理なども期間中はメニューに加えている。また店舗では、カキ小屋や糸島の⾵景の映像の上映、ポスター等の掲示、観光パンフレットの来客者への配布など、香港にいながら糸島を感じられる演出を行なっており、現地のインフルエンサーやメディア関係者、航空会社や輸出入関係機関の関係者など、各分野でのキーパーソンを招待し、ブランド糸島の認知向上及び情報拡散を図る。
業務委託を受けたtomo㈱の山奇智幸社長は「牡蠣は香港でも広く親しまれている食材なので、糸島産牡蠣の魅力も浸透しやすい。コロナ禍でアウトバウンドが難しい時期だからこそ、現地では日本食の人気が高まっているので、これを契機に販路拡大や将来のインバウンドに結び付けていきたい」と話している。