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熊本県天草市と進出協定を締結 paralreal


週刊経済2022年1月18日発行

地域資源活用のVR開発

VRコンテンツ企画、宣伝広告などのparalreal㈱(パラレアル・福岡市中央区天神2丁目、大仁田英貴社長)は熊本県天草市に拠点を開設するのに伴い1月11日、同市と進出協定を締結した。
同社は2020年12月設立。VR、XRを活用したコンテンツ企画や空間演出の「パラレアルラボ」を運営する。大仁田社長が天草出身で交流があったことから、同所に事業所を開設し「パララボ天草」の名称で展開する。主にバーチャルツアーなど天草の地域資源を活用したVRコンテンツ企画開発や廃校などの遊休施設を活用した拠点や雇用創出、福岡と天草の2拠点間人材交流事業を計画している。場所は天草市中央新町。県道24号栄町交差点西側のコワーキングスペース「あまスタファロール」2階に入居し、1月末から事業を開始する。従業員数5人。大仁田社長は「コロナ禍で落ち込む観光分野をデジタルの力で支援していく。バーチャルで旅を体験しながら、リアルでガイドの説明を受けられる仕組みを整え、雇用創出にもつなげていく」と話している。
大仁田社長は天草出身、1975年7月5日生まれの46歳、九州デザイナー学院卒、趣味は仕事。