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台湾向けに旗艦店商品の販売を開始 ベガコーポレーション


週刊経済2021年12月28日発行

台湾大手ECとの提携で

インテリア家具を中心としたeコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション(福岡市博多区祇園町、浮城智和社長)は12月16日、旗艦店「LOWYA(ロウヤ)」商品を台湾向けに販売開始した。
台湾の大手ECモール運営のPChome Online Inc.(台北市)グループの子会社で、越境ECサービスを運営する比比昂㈱(ビビアン・東京都港区、羅薇琳社長)と提携したもので、ロウヤの海外向け販売は初めて。
ビビアンは日本とアメリカに国際物流倉庫を置き、台湾において業界最安値の国際送料運賃、多様な決済方法、高品質なサービスを提供し、ユーザーに支持されているという。ロウヤは2カ月前からビビアンが提供する代理購入サービス「BBチェックアウト」を導入し、台湾におけるテスト販売を開始していた。販売の流れは、台湾のユーザーがビビアンでロウヤ商品を注文すると、ビビアンがユーザーに代わってロウヤ商品を購入。ロウヤは日本国内にあるビビアンの倉庫へ商品を発送し、ビビアンが国際配送手配でユーザーの手元に届く仕組み。浮城社長は「当社も越境ECプラットフォームDOKODEMO(ドコデモ)を展開する中で、台湾との親和性の高さを認識しており、ロウヤ商品を越境販売することでさらなる需要発掘を目指す」と話している。