NEWS

厚労省など主催の論文大会で受賞 九州職業能力開発大学校


週刊経済2021年12月21日発行

特別賞を獲得

ものづくり産業に特化した厚生労働省所管の九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、近藤孝広校長)は11月中旬、厚生労働省などが主催する「職業能力開発論文コンクール」で特別賞を受賞した。
「職業能力開発論文コンクール」は、職業能力開発に携わる人が、その現場で取り組むこと、実践することを通して学んだことなどをテーマに、論文として提出するもの。応募総数は49件で、賞は「厚生労働大臣賞」2枠と「特別賞」2枠。うち同大学校は、特別賞を受賞した。
同大学校では、授業カリキュラムの一環でもある企業との共同研究について論文を提出。機械加工技術師として資格取得の技能向上に対する支援内容とその成果について執筆した。
同大学校では「企業との共同研究を通じて地域社会に貢献し、教員の技術力向上と学生の実践力向上につなげたい」と話している。