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初の連結本決算で売上高338億9900万円 新日本製薬連結9月期決算


週刊経済2021年11月30日発行

今期は売上高370億円見込む

東証一部上場の化粧品、健康食品、医薬品の企画・販売を行う新日本製薬㈱(福岡市中央区大手門1丁目、後藤孝洋社長)の2021年9月期連結決算は、売上高が338億9900万円、経常利益が34億1400万円だった。期中の6月に食用油などを取り扱う㈱フラット・クラフト(同所、後藤社長)を連結子会社にしたため、対前期増減の比較は実施していない。
売上高は新型コロナ拡大の影響で直営店舗、卸売販売先店舗の来店客数が減少し、当初計画していた350億円に到達しなかったが、前年同期単体売上高の337億2800万円を上回った。利益面では広告宣伝費の最適化とオペレーションコストの低減で計画していた34億6千万円並みだった。なお、営業利益は34億2400万円、当期純利益は23億1700万円。
22年9月期は、データベースマーケティングの強化、海外展開の加速、新商品・新サービスの開発、M&A実行体制の強化などを進め、売上高が370億円、経常利益が30億2千万円を見込む。なお、今期から「収益認識に関する会計基準」などを適用した業績予想となるため、対前期増減率は公表していない。