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電子カルテと連携で在宅医療の業務効率化 クロスログ


週刊経済2021年11月23日発行

関西での認知拡大図る

システム開発のクロスログ㈱(福岡市博多区博多駅中央街、宮原智新社長)は11月10日、自社の在宅医療専用スケジュール管理システムとセコム医療システム㈱(東京都渋谷区、小松淳社長)が提供するクラウド型電子カルテとを連携させたサービスを開始した。
クロスログでは医師や患者のスケジュール管理や訪問リスト作成、訪問診療の移動ルート作成などが可能な在宅医療専門のスケジュール管理ソフト「Cross Log」を開発している。また、セコム医療システムは在宅クリニック・無床診療所に特化した電子カルテシステム「セコムOWEL」を展開。2つのシステムを連携させ、「セコムOWEL」登録の新規患者情報を「Cross Log」にも反映し、診療スケジュール作成・管理の効率化を図る。関西での導入も多い「セコムOWEL」との連携により、クロスログでは関西エリアでの認知拡大も図っていく。宮原社長は「予定作成がスムーズになり、二重管理を解消してミスの減少にもつながる」と話している。
クロスログは2020年12月設立。資本金3千万円。従業員数5人(パート含む)。