NEWS

  • 地域

熊本県菊陽町に2メガの太陽光発電所  九電工新エネルギー    大学所有地に


 株式会社九電工の100%子会社で再生可能エネルギーによる発電事業の九電工新エネルギー株式会社(福岡市中央区清川3丁目、首藤英明社長)が熊本県菊池郡菊陽町に設置していた太陽光発電所が完成、2月14日から営業運転を開始、3月4日に竣工式を催した。
 同町原水「ふれあいの森公園」北側の崇城大学菊陽グラウンド跡地4100平方mを賃借して運営するもので、名称は「菊陽太陽光発電所」。約7500枚のソーラーパネルを使用しており発電出力は2185kW、年間発電量は276万3000kWhの見込みで、一般家庭約820世帯分の年間電気使用量に相当する。同社が運営する太陽光発電所は今回で11カ所目となる。同社では「太陽光発電の普及に向けた取り組みで、日本の再生可能エネルギー利用促進の政策に資する目的」としている。
 同社は2013年4月1日設立、資本金は5000万円。以前から取り組んでいた風力発電事業の九電工グループ4社を合併し、太陽光発電事業も加えた再生可能エネルギー全般を扱う運営会社として発足した。