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上期売上高は31・6%増の182億6800万円 博多大丸


週刊経済2021年11月9日発行

入店客数は22・6%増

㈱博多大丸(福岡市中央区天神1丁目、香川曉子社長)の上期(3~8月)決算は、売上高が前年同期比31・6%増の182億6800万円、経常損益に特別損益を加減した税引前純損益は10億6300万円の損失だったが、前年同期よりも31・1%(4億8千万円)改善した。
売上高では、当期も新型コロナの影響で、催事・イベントなどの制限もあったが、営業日が増加して入店客数も前年同期を22・6%上回る337万4千人となったことで増収。営業損失は32・5%改善して8億7100万円、当期純利純損失も31・1%改善して7億3800万円となった。
商品別の売り上げは、衣料は4・0%増、身回品は特選ブランドが好調に推移したことに加えて衣料品からの移動もあり67・9%増、食品は32・4%増、雑貨は高級時計などが好調で36・3%増と前年を上回ったが、家庭用品は前年同期の巣ごもり需要の反動で11・7%減。通期では増収、赤字圧縮を見込んでいる。