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北九州市に太陽光発電の合弁会社を設立  東レエンジニアリングとフジプレアム 5・7kWのメガソーラー建設


 環境エネルギー事業の東レエンジニアリング株式会社(東京都中央区日本橋本石町、河村良一社長)と太陽光発電関連事業のフジプレアム株式会社(兵庫県姫路市飾西、松本倫長社長)は2月20日、北九州市若松区浜町1丁目に太陽光発電設備事業の合弁会社を設立したと発表した。
 新会社は昨年12月に設立済みで、名称は「北九州TEK&FP合同会社」。資本金は1000万円で、出資比率は東レエンジニアリング60%、フジプレアム40%。ひびき灘開発株式会社(北九州市若松区浜町1丁目、南立朝彦社長)が所有する7haの土地を賃借し、5783kWの太陽光発電設備を設置、年間約6400MWhの発電量を見込む。総事業費は約20億円。発電した電気は再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)に基づき、今年10月から2034年9月までの20年にわたって九州電力株式会社に売電する。両社は「設備の運用・保守までも含めたノウハウを取得する場として活用し、従来の施工事業からEPC(設計・調達・建設)、O&M(運用・保守)事業へと事業範囲を拡大していく」と話している。
 東レエンジニアリングは1960年8月設立。資本金15億円。従業員2122人(関連会社含む)。売上高887億円(グループ連結)。フジプレアムは1982年4月設立。資本金20億円。従業員230人。売上高118億1600万円(2013年3月期)。