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マンションなど大型開発増加 福岡市内開発申請状況


週刊経済2021年10月5日発行

高橋が千早複合施設で申請

ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(21年8月分)をまとめ、法人による申請件数は前月と同数の5件だった。
開発の内訳は、住宅が4件、店舗が1件。開発面積が最大だったのは、地場不動産会社の高橋㈱(久留米市諏訪野町、高橋彦太郎社長)が東区千早に開発する飲食店舗・物販店舗で、開発面積は1万8082㎡。同地では今年4月、複合商業施設の「ガーデンズ千早」が1期開業しており、2期計画に伴う申請と見られる。次に開発面積が大きかったのは、地場不動産会社の㈱ミクニ(北九州市小倉北区紺屋町、山田秀典社長)が早良区原に開発する分譲の共同住宅で、開発面積は1万1691㎡。2棟221戸の大型マンション開発となる。
申請件数は前月と同数で、最近は申請が乏しかった大型開発が目立った。また、敷地内で共同住宅と戸建住宅を併せて開発する申請が2件あり、住宅開発の新たなトレンドとなるかもしれない。

表はこちらから。