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みんなの銀行とパートナーシップ締結 CS entertainment


週刊経済2021年9月28日発行

貯金で選手を支援

プロeスポーツプレイヤーのマネジメント、大会運営企画の㈱CS entertainment(以下CS・那珂川市今光、中村浩之社長)は9月17日、㈱ふくおかフィナンシャルグループの子会社・デジタルバンクの㈱みんなの銀行(福岡市中央区西中洲、横田浩二頭取)とパートナーシップを締結した。
CSは2020年7月、化粧品・健康食品の通販事業㈱愛しとーと(那珂川市)が設立した子会社で、プロチームには「FOR7」、「芝刈り機〆」が所属する。みんなの銀行の金融サービス「みんなのCheer BOX」を活用することで、ファンとチームを繋ぎ、プレイヤーを支援するもの。仕組みは、9月17日から来年3月31日までの期間に、みんなの銀行で口座を開設し、「FOR7」のもしくは「芝刈り機〆」のワードを含むBOXをユーザーが作成、同ボックスに預金をプールすることで、その1%がチーム活動支援金になるというもの。預金者の口座からお金は引き落されることはなく、期間中のユーザー預金額により、それぞれのチームは最大500万円の活動支援金が受け取れる。また、10月31日までの期間中にいずれのチームのボックスを作成し、1万円以上を預金した人の中から抽選で、選手直筆サイン入りユニフォームやTシャツをプレゼントするキャンペーンも展開する。ボックスはみんなの銀行のアプリに用意されている機能で、チーム支援のほかにも、貯蓄預金の中に仮想のボックスを創ることで預金を仕分けし、簡単に目的別の預金ができるという。同日の記者会見で横田頭取は「若者にもお金の運用が容易にできると同時に、eスポーツの発展を支援していく」とし、中村社長は「優秀な若者への育成にも繋げ、eスポーツを盛り上げていきたい」と話している。