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本社を西区小戸1丁目に新築移転 介福本舗


週刊経済2021年9月28日発行

ショールームを併設

福祉用具レンタル、介護用品販売の㈱介福本舗(眞田友寿社長)は8月23日、本社事務所を西区生の松原2丁目から同区小戸1丁目に新築移転した。
介護用ベッドや車イスなど福祉用具レンタル事業拡大に伴い、納品用の商品を保管する倉庫が手狭になったため。場所は小戸公園南東側、小戸メディカルケアモール内。敷地面積は1983㎡(共用)。木造2階建てで、延べ床面積は従来の6倍となる376㎡。1階は歩行器、杖、介護シューズといった600品を展示するショールームとなっており、9月1日に営業を開始。入浴補助用具や車イスの試乗体験ができる。2階は事務所として用い、会議室2室を新たに設けた。営業時間は午前9時~午後6時。スタッフ10人体制で運営する。定休日は日曜、祝日。ショールームの月間来店目標は240組。
眞田社長は「スタッフ全員が福祉用具専門相談員の資格を持ち、顧客の身体的状況に合った商品を提案できるのが強み。従来は西区を中心に病院やケアマネージャーへの営業を通じてレンタル受注を受けていたが、セミナー開催できるショールームを併設し新規顧客獲得を狙う」と話している。
同社は2012年12月設立。資本金300万円。20年9月期売上高1億7千万円。従業員15人。