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19億円投じた福島工場が3月10日完成  日創プロニティ    4月初旬めどに本稼働


 福岡証券取引所の新興市場Qボードに上場する金属製品加工の日創プロニティ株式会社(福岡市南区向野1丁目、石田利幸社長)が約19億円を投じて昨年7月から福島県石川町沢井字藤沢に建設していた福島工場が3月10日完成、4月初旬をめどに本稼動する。
 嘉麻市の山田工場に次ぐ県外初の生産拠点。太陽電池アレイ支持架台をはじめ、全国的に需要が増す金属加工製品の受注に対応するとともに、山田工場ではカバーしがたい関東以北の東日本地域への事業拡大を見据える。
 福島工場は敷地面積が4万1418平方m。延べ床面積が7815平方m。太陽電池アレイ支持架台成型ライン、耐火パネルライン、シャーリングマシン、タレットパンチマシン、プレスブレーキマシン、レベラーシャーマシン、各種成型機など最新鋭の設備、環境を取り揃え、高品質、短納期、低コストの製品を提供していく。同社では「福島県をはじめ、東北地方の復興に貢献できるよう力を尽くしていきたい」と話している。