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カンサイHDに株式再投資 大阪中小企業投資育成


週刊経済2021年9月7日発行

投資額は673・2万円

投資、成長支援事業の大阪中小企業投資育成㈱(大阪市北区中之島3丁目、齋藤浩社長)は7月7日、電設資材卸の㈱カンサイホールディングス(福岡市博多区東比恵3丁目、忍田勉社長)に673万2千円の株式再投資を実施した。
カンサイホールディングスは2013年10月設立(中核事業会社㈱カンサイ:1954年設立)。資本金9600万円。従業員361人(グループ、21年5月)。HD傘下の事業会社は電設資材卸売の九州最大手㈱カンサイを中核に12社、関連会社1社でグループを形成する。初回の投資は2010年3月で、今回で3回目となる。
大阪中小企業投資育成は1963年11月設立、資本金68億2200万円。中小企業投資育成株式会社法に基づいて設立された公的な投資育成機関で、事業の成長発展見込みがあり、経営基盤の強化などに取り組んでいる企業を選定基準としている。福井、滋賀、奈良、和歌山以西の24府県を営業エリアとしており、九州支社(同市中央区天神1丁目、中村英昭支社長)は92年4月に九州事務所として開設、2006年、支社に昇格した。