宮崎市大塚町樋ノ口に営業所を移転　キシヤ

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週刊経済2021年8月24日発行

従来の３・７倍に拡張

総合医療機器商社の㈱キシヤ（福岡市東区松島１丁目、楠田幸次郎社長）は７月２６日、宮崎市大塚町宮田の宮崎営業所を同町樋ノ口に移転した。
同営業所の売り上げ拡大に伴い、倉庫・事務所の面積拡充の必要性が高まっており、将来的な事業展開計画への対応を図る狙い。従来の営業所機能に加え、ＳＰＤ（医療材料の物流管理システム）倉庫としての機能と規模を満たす拠点整備を目指した。場所は「ＪＡこばやし百笑村大塚店」向かい。建物は２階建てで、延べ床面積は従来の３・７倍となる１２７０㎡。フロア構成は１階が倉庫、２階が事務所、会議室、倉庫。スタッフは若木康洋所長以下１２人。同社では「宮崎空港から車で１８分、高速道路宮崎西ＩＣまで同８分とアクセスが良い立地。高床式倉庫の導入による商品管理の品質向上と浸水被害への対策強化を目指す」と話している。
楠田社長は筑紫野市出身。１９５８年３月２５日生まれの６３歳。趣味はゴルフ、読書。 　同社は１９１０年創業、６８年６月設立。資本金５千万円。２０２１年５月期売上高は７６０億円。従業員８３０人。