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6月は2・1%増の953億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2021年8月24日発行

650店舗減少

九州経済産業局が8月11日に発表した2021年6月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5552店舗)で前年同月比2・1%増の953億円となり、4カ月連続の増加、店舗数は650店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比2・8%増の411億円(36店舗減の2273店舗)、佐賀が1・3%増の62億円(6店舗減の357店舗)、長崎が7・3%増の89億円(1店舗減の528店舗)、熊本が1・0%増の131億円(3店舗減の778店舗)、大分が0・5%増の81億円(増減なしの515店舗)、宮崎が0・2%増の72億円(9店舗増の435店舗)、鹿児島が微減の103億円(2店舗増の666店舗)、2020年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。
詳細は表の通り。

全国は3カ月連続で販売額増加

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比1・7%増の9730億円で3カ月連続のプラスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」はファーストフード、サラダ、デザートなどが堅調であったことから0・1%増の3544億円となり3カ月連続の増加。「非食品」はタバコ、玩具などが堅調で3・3%増の3128億円となり4カ月連続の増加。「加工食品」は冷凍食品、アルコール飲料などが堅調で1・8%増の2628億円となり3カ月連続の増加。「サービス」はチケット売り上げが堅調で2・2%増の429億円となり4カ月連続の増加となった。

表はこちらから。