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向野キャンパス隣接地の男子学生寮を改修 久留米工業大学


週刊経済2021年8月17日発行

来年2月末予定、入居開始は同年4月

久留米工業大学(久留米市上津町、今泉勝己学長)は5月30日から、同所の向野キャンパス隣接地にある5階建て男子学生寮を改修している。完成は来年2月末予定、入居開始は同年4月。
築54年と老朽化が進む建物の改修、および2人部屋から全個室に間取りを変更するなど、学生のプライベートスペース確保に関する需要に対応した。内装から外壁、外構など建屋全体を改修するのは初めて。2人部屋使用の56室から、ベッド、デスク、収納棚、冷暖房が備え付けられた14㎡(約9疂)の1人部屋54室に変更。1階には寮生が交流を図るラウンジや自主学習スペース、健康器具などが設置されたトレーニングコーナー、2階にラウンジスペース、各階にガス乾燥機を常備した洗濯室と、IHコンロや電子レンジを完備した給湯室を新設した。そのほか、大浴場、トイレと洗面台の改修も図る。豊福浩基施設管理課長は「学生が快適に過ごせる生活環境を提供したい」と話している。