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SMマックスバリュで初のネットスーパー イオン九州


週刊経済2021年8月10日発行

千早店で8月からスタート

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)は8月3日から、同市東区のSM(スーパーマーケット)マックスバリュ千早店で、インターネットで商品を注文し、配送もするネットスーパーを開始した。
これまでイオン店舗ではネットスーパーを実施しているが、SM業態では初めて。サービスの名称は「オンラインデリバリーイグニカ」で、店舗で取り扱う商品をスマートフォンやパソコンで注文し、指定エリア内の自宅で受け取りできるサービス。また千早店には、受け取り専用ロッカーを設置しており、店頭受け取りにも対応している。7月30日から注文を受け付けており8月3日から配送を開始した。取扱商品は食料品・日用品約6千品で配送費は300円(ロッカー受取は無料)、配送時間は注文時間によって異なるが正午〜午後8時までとなっている。柴田社長は「GMSと違って、サービスを提供するエリアも半径1~2㎞くらいと狭いが、周辺の店舗にも導入し、エリアの拡大を目指している」と話している。