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「コオロギうどん」を発売 日本サプリメントフーズ


週刊経済2021年8月3日発行

昆虫食ブランド新商品

健康食品の開発、販売などの日本サプリメントフーズ㈱(福岡市中央区赤坂1丁目、隈部大輔社長)は7月26日、自社で展開する昆虫食ブランドでコオロギが練りこまれた「カップうどん」を発売した。
同社が2019年から展開している昆虫食ブランド「bugoom(バグーム)」の新商品で、商品名は「コオロギうどん」。1食分につき約100匹分のコオロギパウダーを練りこんでおり、出汁にはカツオ、さば、シイタケ、昆布などを使用。昆虫食に抵抗がある人でも食べやすいように姿が残った虫を入れていないが、トッピング用のコオロギをセットにした「追いコオロギセット」も販売している。120g入りで小売希望価格は810円(税込み)。追いコオロギセットは、1750円(同)。オンラインショップや同区大名1丁目の直営店で販売しているほか、卸売りの注文も受け付けている。
同社は2008年4月設立。健康食品の企画・開発・販売のほか、通信販売事業、Eコマース事業、Webサイトの企画・開発・デザインなどを展開。バグームは2019年9月からECサイトで販売を開始し、昨年5月に実店舗を出店。昆虫の姿を残したまま乾燥させたドライスナックや粉末化したパウダーなどを販売している。