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草の根技術協力事業に九州から3件が採択 JICA九州


週刊経済2021年7月13日発行

九州では前回比4件減

独立行政法人国際協力機構九州センター(北九州市八幡東区平野2丁目、以下JICA九州、植村吏香所長)は4月26日、2020年度第2回「草の根技術協力事業」の採択案件を発表した。
採択案件は「地域活性化特別枠」で、国立大学法人宮崎大学のバングラデシュICT人材育成事業。「草の根協力支援型」で、国立大学法人長崎大学大学院医歯薬学総合研究科のベトナムにおけるアイバンク事業を中心とした目の健康プロジェクトと、一般社団法人みやざき公共・協働研究会のバヌアツの小学校における防災教育の実践力向上支援事業。草の根技術協力事業は、国際協力の意志のある日本のNGO/CSO、地方自治体、大学、民間企業等の団体が、これまでの活動を通じて蓄積した知見や経験にもとづいて提案する国際協力活動を、JICAが提案団体に業務委託してJICAと団体の協力関係のもとに実施する共同事業。同事業は2012年度から実施されており、これまでに九州から79企業(案件)が採択されている。