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19代目理事長に堀内電気社長が就任 福電協


週刊経済2021年6月15日発行

「若年事業者の組合加入を促進したい」

福岡電気工事業協同組合(福岡市中央区渡辺通3丁目)の理事長に5月13日、堀内重夫㈱堀内電気(福岡市博多区浦田1丁目)社長が就任した。19代目。
理事の任期満了に伴うもので、2017年から2期4年務めた副理事長からの昇任となる。
堀内氏は大野城市出身、1958年12月23日生まれの62歳、筑紫工業高等学校(現筑紫台高等学校)卒。86年に堀内電気工事店として創業後、97年に㈱堀内電気を設立。2013年5月から福岡電気工事業協同組合理事、17年5月から同副理事長を務めていた。趣味はゴルフ、魚釣り。
堀内理事長は「高齢化および事業承継者不在の影響で減少している組合員の増加が課題。事業承継の受け皿作りや組合内の情報共有に力を入れ、若年事業者の組合員加入促進と組合の連携基盤の強化に努めたい」と話している。
同組合は戦時中の統制経済への移行、配給制度の実施などに伴い、個々で調達が困難な鋼鉄類の受給機関として1942(昭和17年4月)に発足された福岡電気工事組合(任意)が前身。その後協同組合へと形態を変え1947年4月に設立、出資金は392万円。対象地区は福岡市・春日市・大野城市・筑紫野市・太宰府市・宗像市・古賀市・福津市・筑紫郡・糸島市・糟屋郡・ 遠賀郡一部・長崎県壱岐市・対馬市で現在の組合員数は390社。