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企業立地件数が8年連続で50社を突破 福岡市企業誘致課


週刊経済2021年6月15日発行

クリエイティブ関連産業が6割

福岡市経済観光文化局企業誘致課は6月2日、同市の企業立地件数が8年連続で50社を突破したと発表した。
2020(令和2)年度の立地件数は前年比に比べて3件(雇用数は393人減)少なかったものの、東京一極集中におけるリスク分散やテレワークの進展による地方都市への拠点開設先として福岡市の人気が高いことから8年連続で50社を突破することになった。進出企業の内訳はクリエイティブ関連産業が30社で全体の6割を占めているほか、外国・外資系が12社、コールセンターが8社で、雇用者数は665人。
企業誘致課では「コロナ禍においても企業の進出意欲は衰えていない。現状を新たな企業を誘致して集積を図るチャンスととらえ、積極的なPRやインセンティブを活用した誘致活動を進めていきたい」と話している。