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売上高は前期比12・1%減の13億300万円 ワイエスフード3月期


週刊経済2021年6月15日発行

営業時間の短縮や休業などで減収

ラーメン店経営などのワイエスフード㈱(田川郡香春町鏡山、緒方正憲社長)の2021年3月期決算は、売上高が前期比12・1%減の13億300万円で減収、経常損失は前期の2億8100万円から7300万円に改善した。
セグメント別では、外食事業において営業時間短縮や休業による客数激減、国内店舗の減少などの影響で、売上高は19・8%減の11億1500万円、営業利益は200万円(前期は営業損失3500万円)となった。店舗数は新規出店が6店、閉店が12店、FCから直営への転換店舗が4店、直営からFCへの転換店舗が2店で、前期比6店減の142店となっている。不動産賃貸事業では、売上高が16・2%減の3300万円、営業利益は1・4%減の200万円。外販事業は売上高が15・2%増の4千900万円、営業損失は300万円(前期は1600万円)。20年6月から指定管理者として運営する「ほうじょう温泉ふじ湯の里」の温泉事業は、売上高6200万円で営業損失は1400万円。空間除菌器販売代理店などの衛生事業は、売上高3千400万円、営業損失1400万円。その他事業では売上高が23・9%減の700万円、営業利益は5・8%減の00万円。
今期は売上高が5・8%増の13億7900万円、経常損失は9600万円を見込む。