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聖火リレー、福岡市と北九州市で縮小開催 東京五輪組織委員会


週刊経済2021年5月25日発行

公道でのリレーは中止

東京五輪組織委員会は5月11日と5月12日、福岡県内での聖火リレーを福岡市と北九州市で縮小開催した。
福岡県は大牟田市から北九州市までの20市町村を聖火リレーでつなぐ予定だったが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の発令で、7日に公道でのリレーを中止し、福岡市の平和台陸上競技場と北九州市の関門海峡ミュージアムイベント広場で「点火セレモニー」として実施した。会場では、自治体別に舞台上に走者が一人ずつ登壇し、聖火をつなぐ「トーチキス」を行なった。さらに、それぞれでポーズを決める時間を設けるなど舞台にも工夫が凝らされた。当日は無観客で開催され、参加者は11日が走行予定の93人、12日も95人が参加した。県担当者は「この様式が今後の聖火リレーの様式モデルになれば」と話した。