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朝倉市と婚活支援に関する連携協定を締結 JUNOALL


週刊経済2021年5月18日発行

自治体との締結は3例目

行政や公的機関、地元企業と連携した非営利の婚活支援団体、JUNOALL(ジュノール・北九州市小倉北区浅野2丁目、田嶋啓福岡本部事務局長)は4月9日、朝倉市(林裕二市長)と婚活支援に関する連携協定を締結した。自治体との協定締結は宗像、飯塚に次ぐ3例目。
同団体は2016年4月設立。全国10カ所で出会いサポートセンターを開設しており、県内では北九州、福岡、宗像、久留米、飯塚の計5市にある。うち宗像と飯塚は市が開設者となり、その他の地域は地元企業などが設立したNPO法人で運営している。朝倉市は昨年4月に結婚を応援する部署「あさくら縁結び課」を設け、取り組み強化のために同団体に打診し実現した。同市は7月をめどに市役所内にセンターを開設し、JUNOALLのマッチングシステムを導入する。利用者は希望条件や結婚観を入力、条件に合致する会員の画像やプロフィールを検索する。入会金や初年度の年会費が無料で、成功報酬は発生しない。また、同団体のスタッフから定期的に運営サポートを受ける。同団体は「今後も地域や行政と連携し、結婚を望む独身男女の健全な出会いをサポートしていく」と話している。
サービスへの登録会員は約2900人。最高顧問は元福岡県知事・元全国知事会会長の麻生渡氏が務める。