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33・7%増の158億500万円  福岡市内4百貨店の3月売上高


週刊経済2021年5月11日発行

18カ月ぶりのプラス

福岡市内4百貨店の3月売上高は、前年同月比33・7%増の158億500万円で18カ月ぶりのプラスとなった。
日本百貨店協会が4月23日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が1億6500万円(33・8%増)、衣料品が36億5500万円(22・7%増)、家庭用品が4億8千万円(48・4%増)、食料品が31億2900万円(22・7%増)、雑貨が36億8600万円(30・3%増)、身の回り品が40億5900万円(74・8%増)と全項目で前年を上回った。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)でも185億8900万円(11・9%増)で18カ月ぶりのプラスとなった。商品別では食堂・喫茶が4億3600万円(23・4%増)、衣料品が60億8700万円(10・5%増)、食料品が48億6200万円(6・9%増)、雑貨が31億4900万円(7・2%増)、家庭用品が9億6300万円(13・3%増)、身の回り品が26億4200万円(34・7%増)だった。
全国の売上高は、前年の新型コロナウィルス感染拡大による臨時休業や時短営業の反動に加え、緊急事態宣言の解除効果で、前年同月比21・8%増の4076億円と18カ月ぶりのプラスだった。ラグジュアリーブランドの靴やバッグなど身の回り品が、国内の富裕層を中心に好調に推移していることも寄与したという。

表はこちらから。