チャット活用した商品検索代行サービスを開始　Ｒｅｒｉｇｈｔ

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週刊経済2021年4月13日発行

無料提供でニーズを開拓

システム開発などの㈱Ｒｅｒｉｇｈｔ（福岡市中央区大名２丁目、松田拓也社長）は３月２０日、チャットを活用した商品検索代行サービスを開始した。
サービス名は「チャットサーチ　ｆｏｒ　ｉｔｅｍ」。チャットサービスを活用し、予算やブランド・デザインの好み、商品を探している背景、普段からフォローしているインフルエンサーなど、利用者から送られてきた情報をもとにおすすめの商品を提案。既存のネット通販サイトは、数多くの商品が出品されスポンサー広告も多いため、商品を検索しても埋もれてしまい探しづらいといった課題を解決する。同社はこれまで、有料のネット検索代行サービス「チャットリーチ」を展開しており、今回はその中で特に需要が高かった商品検索特化型のサービスとして提供開始した。使用料は無料。将来的には、利用者の登録情報とＳＮＳ連携を行うことで、自身に合ったブランドと商品だけの一覧から、自身がフォローする人のレビューを見ながら商品を選択できるウェブサイト・アプリの開発を構想しており、無料提供により幅広い人に使ってもらうことでニーズの調査や開拓、データを蓄積する狙いがある。松田社長は「本当にいい商品を発信している人がネット上で埋もれてしまう状況を変えていきたい。広告の在り方を変えなければならない時代が来ている」と話している。