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マリンメッセ福岡B館が完成 福岡市


週刊経済2021年4月6日発行

4月から供用開始

福岡市(高島宗一郎市長)が整備していた展示場「マリンメッセ福岡B館」がこのほど完成、3月30日に報道機関に施設を公開した。
場所は同市博多区沖浜町、マリンメッセ福岡南側。敷地面積は1万7455㎡。建物は2階建て、延べ床面積は1万1430㎡。主な設備は多目的展示室(5千㎡)、会議室2室、エントランスロビー、控室7室。多目的展示室は天井高15m、床荷重5トン/㎡で、最大6千人収容。マリンメッセ福岡A館との間には大屋根広場(約1200㎡)を設けており、両施設の一体利用にも対応する。感染症対策として、出入口にサーマルカメラや入場者数カウントセンサーを設置し、スムーズな検温や入場管理を実施。展示室では最大の6千人収容時でも、国が推奨する換気量を確保するという。トイレは密集防止のため分散配置し、ワンウェイ型(一方通行)のレイアウトとした。4月以降、新型コロナワクチン接種の会場として活用される予定。