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公認ファシリテーター制度を開始 スタートアップポップコーン


週刊経済2021年3月30日発行

オリジナル教材を使用

小中高生向けの起業家教育事業のスタートアップポップコーン㈱(飯塚市鯰田、澤田聖士社長)は4月から、オリジナル教材を活用して起業家教育を展開する公認ファシリテーター制度を開始する。
同社オリジナルのボードゲーム形式の教材などを使用して起業家教育を実施する公認ファシリテーターを募り、対応エリアの拡大や認知度向上を図っていく。ファシリテーターは養成講座を受講し、公認を得ることで教材を用いた研修が開催できる。ファシリテーターは3段階で構成し、段階ごとに研修参加人数やオフラインでのワークショップ開催に制限がある。養成講座受講料が段階ごとに1万5千円、5万円、10万円で、月額会費は1千~2千円。澤田社長は「起業の有無にかかわらず、起業家教育を通して子どもたちが主体的かつ協同的に考え、課題解決する力をつけることは重要。教材を活用し、将来活躍する人材を長期的な視点から支援したい」と話している。
同社は2020年11月設立。資本金140万円。従業員数10人。