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冷凍ケーキの公式オンラインショップを立ち上げ 五洋食品産業


週刊経済2021年3月23日発行

D2Cビジネスに本格参入

冷凍洋菓子製造販売の五洋食品産業㈱(糸島市、舛田圭良社長)は3月1日、公式オンラインショップを立ち上げ販売開始した。
同社は業務用として主に外食産業向けに年2千万個の冷凍ケーキを販売しており、販路開拓としてD2Cビジネスを強化すると同時に、コロナ禍の「お家時間」ニーズに対応し、自宅で楽しめる本格的な味わいのレストランケーキを提供する。ブランド名は「frozen Cake 111」。同社は毎年11月1日を「品質の日」としていること、“111”をマーチ=行進と称して、消費者と前進していく思いを込めた。第1弾として、3種類のチーズケーキを販売し、徐々に商品数を増やしていく。販売するのは、癖のないクリームチーズをベースにした「オーストラリア産クリームチーズ」、雑味がなく、塩味の強さがアクセントの「フランスブルターニュ産クリームチーズ」、乳の濃い甘さでまろやかな「北海道産マスカルポーネ」。内容量は1本(縦5・5、横14、高さ4・5(㎝))で3500円(税込)。発送日から冷凍30日以上が賞味期限となり「ケーキは日持ちしないという固定概念を払拭し、食べる瞬間を美味しさのピークとする冷凍技術と職人技の2つの要素を発信していきたい」と話している。