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中央区大名2丁目に12階建てホテルを開業 東京の福岡天神ホテルマネジメント


週刊経済2021年3月16日発行

客室は280室

ホテル経営会社の福岡天神ホテルマネジメント合同会社(東京都千代田区丸の内1丁目)は3月15日、福岡市中央区大名2丁目に12階建てホテル「ホテルJALシティ福岡 天神」を開業する。
場所は明治通り沿い、地下鉄空港線「赤坂駅」近く。中央区役所から約100m西側。敷地面積は1816・4㎡、建築面積は1064・5㎡、延べ床面積1万749・6㎡の12階建て。1階フロアにはレストラン(フロア面積は365㎡、客席122席)を配置し、2階がロビーおよびフロント、3~12階が客室となる。客室は280席で、内訳は「モデレートクイーンルーム」(フロア面積21㎡)が140室、「スーペリアツインルーム」(同28㎡)が137室、「デラックスツインルーム」(同37㎡)が2室、「ユニバーサルルーム」(同37㎡)が1室。最大収容人数は全室2人となっている。
2階ロビーフロアには自動チェックイン機を2基設置しているほか、外貨両替機1基、キャッシュレス型の「ミニ無人コンビニ」を併設するなど高機能IT設備を完備しているのが特徴。また、レストラン「Cafe Contrail(カフェ・コントレイル)」では開業後当面、朝・昼ランチメニューを中心に営業する方針。なお、営業時間は当面午前6時半~午後5時までとなる。なお、同ホテルは開業後スタッフ30人体制でスタートするが、今後45人体制までに増員する計画。
県内における同ホテルのグループホテルはホテルオークラ福岡、ホテル日航福岡に次いで3施設目。なお、同ホテルの運営管理業務を㈱オークラ ニッコーホテルマネジメント(東京都港区虎ノ門2丁目、荻田敏弘社長)に委託している。
同ホテルでは「主に30~50歳代のビジネスマンを中心にビジネスホテルとシティホテルの中間層を設定している。『スマートシンプリシティ』をコンセプトに、グループホテルの2シティホテルとは違ったカテゴリーでシンプルかつ洗練されたサービスを提供していきたい」と話している。