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オリジナルの粉末スープを開発 松原食品


週刊経済2021年2月23日発行

初年度1万食の販売目指す

業務用ラーメンスープやソースを製造する松原食品㈱(福岡市東区箱崎2丁目、奈良原一社長)はこのほど、オリジナルの粉末スープを開発し、1月15日から販売している。
アスリートや健康意識の高い人向けの商品。名称は「マッスルスープ黒胡麻風味」。黒ごまパウダー、麦芽糖、ぶどう糖、食塩、きな粉を配合した粉末スープ、日清オイリオのMCTオイル(中鎖脂肪酸)、乳たんぱく質配合のプロテインパウダーをセットで袋詰めにして販売。約200㎖の牛乳、または水を加え溶かして飲む。内容量は34g(粉末10g、オイル4g、パウダー20g)が2袋。価格は432円(税込)。通信販売や本社内のアンテナショップなどで取り扱い、初年度1万食の販売を目指す。奈良原一平専務は「今後はオリジナル商品を生み出しながら、会社の認知度を全国に広げてきたい」と話している。
同社は1945年8月創業。48年8月設立。資本金5千万円。従業員70人。2021年2月期売上高見込みは18億円。