オフィスに医薬品即日配送を開始　新生堂薬局

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週刊経済2021年2月23日発行

一般用薬品も購入可能

調剤薬局やドラッグストアを展開する㈱新生堂薬局（福岡市南区中尾３丁目、水田怜社長）は１月１８日、オフィスに医薬品を即日配送するための実証実験を開始した。
新型コロナウイルスの流行により、オンラインの診療や服薬指導などの非接触需要が高まっていることから、市内のサラリーマンを対象に、オンライン診療や電話による服薬指導と連携し、医薬品の即日配送を始める。新生堂薬局対象の調剤薬局店舗でオンライン服薬指導を受けた後、当日の１７時半までに配達スタッフが登録したオフィスに届ける。薬剤師による説明に基づいた販売が必要となるロキソニンなどの一般用薬品も購入可能。同社は「今年３月まで、天神や博多地区の企業を対象に実証実験し、早ければ今年４月以降に市内オフィスに対して本格的に開始したい」と話している。
水田社長は１９７８年５月１２日生まれの４２歳。福岡大学薬学部卒。趣味はマラソンとゴルフ。同社は１９８４年３月設立。資本金５千万円、従業員１２００人。２０１９年９月期売上高は２１５億円。