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ビール強化などの2021年事業方針を発表 九州・沖縄のキリングループ3社


週刊経済2021年2月16日発行

オンラインで

九州・沖縄エリアのキリングループ3社は1月22日、2021年の事業方針を発表した。今回は新型コロナ感染拡大で福岡も非常事態宣言中であることからオンラインでの記者発表となった。
キリンビールは三宅清三郎九州統括本部長が、全社でビール類全体の販売を前年比1・6%、中でもビールは17・2%と大幅増を目指し、なおかつ九州では全社を上回る数値を目指すという方針を説明した。同福岡工場は中居隆幸工場長が、コロナ禍でも年初計画に近いレベルで製造した前年に近い製造の継続、一番搾り、本麒麟などのリニューアルを発表した。
キリンビバレッジの福島恒晴九州地区本部長は、前年比4%増の販売数量目標と、中でもプラズマ乳酸菌入り飲料は前年比28%増を目指すこと、メルシャンの麻生芳彦九州支社長は、市場見通しと同様の前年比5%減を目標に置く中で、国産ワインは2%の増加を目指すことなどを語った。