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知事公務復帰見送り、原発性肺腺がん公表  福岡県


週刊経済2021年2月16日発行

今年度末まで服部副知事が代行

福岡県は2月9日、休養している小川洋県知事について、当初予定だった2月12日からの公務復帰を見送り、少なくとも3月31日まで服部誠太郎副知事が職務を代行することを発表した。
小川知事は慢性閉塞性肺疾患の疑いで1月20日から福岡市内の病院に入院。2月7日に同月12日からの公務復帰を発表していた。このたびの公務復帰の延期に際し、小川知事の病名が「原発性肺腺がん」であると公表。長期に及ぶ治療が必要である見通しを示した。
服部副知事は知事の病状について、「医学的なことについては承知していない」としながらも、「一日も早く公務に復帰したい」と意欲を示していたと話した。小川知事は17年にも肝細胞がんの手術のため、1カ月ほど療養している。