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新たなステージ見据え次世代育成をさらに強化

ポリエチレンフィルムを主力に、時代のニーズに合わせた製品開発で成長を続ける地場有力包装資材メーカー。BtoC強化に向け、EC事業の展開を本格化する。将来を担う幹部候補の長期的な育成を進める「次世代リーダー研修」に新メンバーが加わり、次なるステージを見据えた挑戦が始まる。

EC事業の展開を本格化

創業以来、ポリエチレンフィルムを軸に地場有力包装資材メーカーとして、その地位を確立してきた。今春からEC事業の展開を本格化。外部人材を活用し、まずは事業の方向性やマーケティング視点での商品企画、自社サイトの見直しに着手する。渡邉裕美社長は「自社マスコットのポリ美をメインにした商品展開を予定している。クリアファイルやマスキングテープ、巾着袋などを検討中。将来的な海外展開も視野に入れている」と説明する。
また、4月1日から公式Youtubeチャンネルを開設。社員がさまざまな分野に挑戦する姿を配信し、認知度向上や採用につなげたい考えだ。

(写真)自社開発の消臭袋「けす美ん」

 

次々世代リーダー7人を選抜

将来を担う幹部候補の長期的な育成を進める「次世代リーダー研修」は3年目を迎えた。「次々世代」として7人が加わり、総勢10人となった。新メンバーは、渡邉政勝総務部スマートフロンティア推進室室長(勤続3年)、井手栄作本社営業部課長(35年)、江口拓也鹿児島営業所営業部課長代理(11年)、高崎将行千葉営業所営業部係長(9年)、阿部本樹東京営業所営業部係長(13年)、阿部ゆみ子東京営業所総務部(11年)、小林美香千葉工場製造部(6年)。渡邉社長は「社歴や年齢関係なく、人柄と能力を見て選抜した。将来的に会社を支えていく人材になってほしい」と期待を寄せる。
今年度は新メンバーの渡邉さん、江口さん、阿部ゆみ子さん、小林さんの4人に話を聞いた。抱負について、「新しいものに挑戦することに二の足を踏みがちな現状を変えていきたい。教育担当者として、後継者の育成も大命題と考えている」(渡邉さん)、「一番大切にしているのは人。この会社に入って良かったと思える組織にしていく」(江口さん)、「選ばれて率直にうれしかった。みんなが幸せになれるように働きやすい環境を作っていく」(阿部さん)、「“みんな違ってみんな良い”を実感したい。若手とベテラン双方が寄り添い合える環境を作る」(小林さん)と力強く述べる。「人を大切にする」を共通認識に、さらなる成長を目指して取り組んでいく。

(写真)次々世代メンバーの7人。渡邉政勝総務部スマートフロンティア推進室室長(左端)、井手栄作営業部本社営業課課長(上段左)、江口拓也営業部鹿児島営業所課長代理(上段中央)、高崎将行営業部千葉営業所係長(上段右)、阿部本樹営業部東京営業所係長(下段左)、阿部ゆみ子総務部東京営業所(下段中央)、小林美香製造部千葉工場(下段右)

 

また、今後実現したいことについて、江口さんは「若手社員が自発的にチャレンジできる環境作り」を挙げる。「全員がフランクに意見を出し合えるようにしたい。また、自分もそうなっていきたい」と阿部さんも同意する。旧態依然とした雰囲気を打破し、先入観を持たずに動くための先導役となる覚悟だ。また、「人見知りな自分を変えていくために、一歩踏み出す勇気を持ちたい」と小林さん。その言葉に渡邉さんは「後継者には彼女を指名している。自分の弱みを理解しているので、人に寄り添える能力が高い。補い合いながら成長できれば」と期待を寄せる。
「人が成長するにはきっかけが必要。知識や経験を積み重ねて自分ができることが増えていく。それを新しいアイデアやプロジェクトにつなげていってほしい」と笑顔で語る渡邉社長。新たなステージを見据えた挑戦はこれからも続く。

渡邉裕美 社長
わたなべ・ひろみ/遠賀郡遠賀町出身。1967年4月10日生まれの56歳。米国大学卒。業務用厨房機器メーカーで約27年勤務し、2017年同社入社。創業者で父の長谷川進現会長の後を継ぎ、19年10月から現職。趣味は新しいものを見つけること

 

 

採用情報
募集職種/営業職
応募資格/全学部全学科
採用予定/2~5人
問合せ先/TEL.093-281-5111
担当/総務部 塩屋宏和

(ふくおか経済EX2024年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
日進化学(株) (ニッシンカガク(カ)
代表者名
渡邉裕美
所在地
〒811-4342 遠賀郡遠賀町大字尾崎1716-2
TEL
093-281-5111
企業ホームページ
https://www.nissin-chemical.jp
設立
1971年9月
創業
資本金
9,600万円
従業員数
120人