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モロフジホールディングス(株)
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グループ7社のノウハウ生かしさらなる発展目指す
(写真上)昨年末から本格稼働させている群馬工場
(左下)わさび農園展開で農産物事業を拡大(右下)生産販売しているわさび
昨年末から群馬工場が本格始動
包装資材メーカーとして昨年設立30周年を迎えた。いまではグループ7社からなる㈱モロフジホールディングスとして、通信販売や農産物の生産販売、海外貿易事業などさまざまな分野に挑戦している。
昨年末から群馬県伊勢崎市内に完成した新工場を本格稼働させており、主力である紙袋の生産拡大に取り組む。特に最近では、同社の包装資材通販サイト「イチカラ」で商品を購入する全国のエンドユーザーが多いことから、今後より効率的に商品を届けるという点で群馬の新拠点を有効に活用して発送のタイムロス短縮を図っていく。
農産物事業を拡大
一方、経営面の動きとしては昨年秋に2社の全株式を取得し、子会社化した。子会社化したのは、佐賀県のわさび生産加工販売会社・㈱多良岳(佐賀県)と、就労継続支援A型事業の㈱ゆぶねの郷(同)。
モロフジホールディングスでは、農産物を生産販売するモロフジファーム㈱をグループに持つことから、わさび生産加工販売会社を取得することで、販売する農産物の拡大を図っていく。また従来から㈱多良岳の隣接地で野菜の梱包などをしていた㈱ゆぶねの郷も子会社化することで、業務効率化を目指す。諸藤社長は「年間を通して栽培可能なので今後の事業拡大につなげていく」と先を見据える。
同じく農産物事業の動きとして三瀬郡大木町に、青果物を選定・選果・包装する新拠点も同時期に開設している。今後もさまざまな分野で発展しながら企業ブランディングと価値向上に務めていく。
諸藤 俊郎 社長 もろふじ・としろう/みやま市瀬高町生まれ、太宰府市出身。1977年4月21日生まれの42歳。東京都立大学経済学部卒。大学卒業後、証券会社に入社。営業職を経験し、2004年に㈱モロフジへ。営業部に配属され、06年から常務取締役、16年8月に社長就任。趣味はキャンプ、テニス、海水浴 |
採用情報
募集職種/営業、企画、商品管理、Web企画
応募資格/大学卒、大学院卒
採用実績/2020年度7人
問合せ先/TEL.092-924-0003
担 当/管理課 田中
※採用情報は㈱モロフジの内容を記載
(ふくおか経済EX2020年)